入院中から違和感を感じていた、「うちの赤ちゃんは泣かないし、起きない問題」は退院後はさらに顕著になりました。
放っておけばおそらく5〜6時間以上は余裕で眠り続ける勢いで、母乳分泌を促すための頻回授乳は早速つまづくことになりました。
それどころか、体重は退院後もまだまだ出生時のものにも戻らず伸び悩んでいました。
病院では助産師さんがどれくらい飲ませたらいいのか教えてくれたけど、それももうわからない。出ない母乳と、どれくらい足せばいいかもわからないミルク。
増えない体重と出ない母乳で、退院後の1週間は、育児を楽しいと思ったことはありませんでした。
絶対に起きたくない息子VS授乳したい母
息子の眠りっぷりは、尋常ではありませんでした。
赤ちゃんを起こして授乳しましょう、と書いてあるサイトには、「優しく声をかけて赤ちゃんを起こしましょう」とか「オムツを変えてみましょう」とかあるけれど、そんなことで起きるような息子ではありませんでした。
オムツを変えてもびくともしない。優しくどころか大声を出しても無反応。一度スッポンポンにしても、息を吹きかけたり顔を拭いたりしても眠り続けていました。病院では助産師さんが足の裏を強めに擦ったりくすぐったりすると起きていたのですが、真似てみてもダメ。完全に起こして乳首を咥えるまでに小一時間要する強者でした。
一度の授乳のたびにこの格闘があり、咥えさせても途中で眠り、この子は生きるための本能が備わっていないのかととても心配になりました。
こんなことでは、頻回授乳は到底無理でした。それでもどうにか少ない起きている時間には咥えさせてみて、当時の記録では8~10回は短時間でもおっぱいを口に入れていました。
もうここまで来たらただの意地です。
「なぜかわからないけど、おっぱいを飲ませたい」という、こちらも本能で動いていました。
だからとにかく回数を稼がないとおっぱいが出なくなることを恐れ、ノイローゼのようになっていました。
怒りながら息子を起こし、やけくそになっておっぱいを咥えさせる。息子にイラついてしまったことに自己嫌悪する。その繰り返し。
37週という早産ではないものの少し早めにこの世に出てきた息子は、自分の力で生きなくちゃ!という力がまだ弱く、このペースに任せておくと体重が増えず、体力もつかない。
とにかくおっぱいはただの練習、食事はミルクの力を借りながら、体力をつけさせることを優先させていました。

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